クロアチアと言っても、アドリア海の沿岸の、一番上の写真のドヴロヴニクを中心としたいくつかの、主に世界遺産に指定されている城壁都市を回ったに過ぎない今回の旅行であったが、旧ユーゴの国々の姿をほんの少しだけかいま見た気がした。そんな小旅行であった。 かつて繁栄し、様々な文化を生んだそれは、また今回の戦禍にあったものも多かったわけだが、考えてみればもともとそれは他からの侵略に備えた美しさであったわけで、人間の営みの愚かさをもまた象徴しているようにも見えた。 世界遺産だから大丈夫と高をくくっていたドヴロヴニクの人たちを襲った砲弾の雨は、高い文化を持っている人たちをしてもなお、憎しみはそれを超えるものがあることをも示している。 |
8月16日(日本→クロアチア) 17日(ちょっぴりモンテネグロ) 18日(ドヴロヴニク堪能) 19日(さよならドヴロヴニク) 20日(マルコポーロ生誕地コルチェラ島 21〜22日(スプリット観光と帰国) 戻る |