7月21日(火) 富良野の1日


 昨日は久しぶりに1日外にいたせいかよく寝た。が、目覚めは決して快適ではなく、胃の腑もまだぐずっていた。が、今日は富良野。ラベンダーがきれいな時期に行けるので昨日よりかはうきうきしていた。それでも、行きの列車ではずっと寝てばかり。やはり疲れが残っていたのか。

 さて、お天気にも恵まれ、ラベンダー、ポピーその他花盛りの中で気分は最高。が体はいまいち。ま、仕方ないか。それでもあちこち結構動いた。ただ、いつもに比べるとやはりスローペース。写真も撮りまくり。また整理するのが大変だ。今度はどの写真を大きくしようかと考えるとまた楽しい。ここで、ラベンダーソフトクリームとラベンダーあんパンを買って食べた。ソフトクリームは則は石鹸臭いと言っていたが、ラベンダーの香りなのだと思う。あんパンはおいしかった。これで昼食が終わり。

 次に「北の国から」のロケ現場へ行く。先日見たばかりなのでこれも楽しみ。何か自分もあの番組の一員になったような気分。が、実際には観光客が多くて幻滅。

 移動はずっとバスだったので、その中でもけっこう寝た。そうこうしているうちに最後の見学場所のチーズ工房。試食をしたり牛乳などを飲んだりまたソフトクリームを食べたりと結構お腹に入れた。ここで初めてアスパラジュースというのを飲んだが、全くあのグリーンアスパラの味。ソフトクリームはチーズとほうれん草。こちらはかすかにそれらしき味。こんなにお腹に入れてくれるのはけちな則にしては珍しい。これも私を気遣ってのことと感謝しておこう。

 帰りの列車でも1時間ほど熟睡。今度はすっきり目覚めて、下車後夜の街に繰り出す。


則裕の記録

 昨日の夜は8時過ぎにはねてしまった。ところが疲れているせいかなかなか寝付かれず、1時間おきに目が覚めて、その状態が1時頃まで続いた。起きたのは5時過ぎ。さて結局、バイキングの朝食や何やらで時間が経過して、9時8分列車上の人となった。乗り込んだとたん、順さんはあんなに寝たにも関わらず、寝てしまった。疲れているのか、体力が消耗しているのか、まぁ仕方がない。乗った列車は田園休日ふらの1号というなので、札幌から富良野までの行程はおよそ2時間であった。

 富良野の駅からはこの特急列車に連絡している観光バスに乗り込んだ。最初に行ったのが、富田ファーム。ラベンダーで有名な農場。丁度ラベンダーは花の時期を迎えており、今が盛りといった感じで、うまい時期に来たものだと思った。順さんは相変わらずのスローテンポだったが、畝毎に種類を変えて植えられている花々をみて結構楽しんでいる風だった。ラベンダー入りのアイスクリームと、同じくラベンダー入りのあんパンを買って食べた。特にアイスクリームはお気に入りで、殆ど彼女が食べた。

 その次に行ったのが、麓郷の森の2ヶ所。最初は黒板五郎(フジテレビ系列の北の国からの主人公)の丸太小屋のあるところ。ここはかつて訪れたことがある。そのころも結構の人出であったが、今日も多く、観光バスも路肩に駐車する有様。麓郷の森では、お目当てが実はあった。それは無人販売のお店で、市価で買うよりも幾分かここでは安くラベンダー製品が手にはいる。自宅用の小さな壁飾りを買った。その後、95年以降の舞台となっている石積みの家を見に行った。ここはまだこれからロケに使うと言うことで、遠くから眺めるスタイルをとっていた。最近作、北の国から’98時代を見ていたので、遠望ではあったが何かしら親しみがあるように思えた。
 最後にチーズ工場に行った。私は試食のチーズを結構食べた。ここでも順さんはアイスクリームを食べた。牛乳も飲んだし、アスパラジュースというまか不思議な飲み物も飲んだ。結構油こいものを食べているように思うが、それでも順さんは気持ちが悪いとは言わない。

 帰りの列車ではまたずっと眠りこけていた。まぁ以前から列車やバスなどの乗り物の中ではよく寝る人なので、これ自体疲れている証拠でもなく、そう心配するには当たらないと思う。ただ少し体力を付けることを考えないと行かないだろう。一寸した階段や坂でも、人の手をあてにしている。甘えもあるが、直にハァハァという始末。課題だ。

 夕食は居酒屋で刺身を食べた。タラバ蟹、活たこ、殻付きうに、活黒カレイ姿造り、ウナギの蒲焼き、鉄砲汁、あと寿司15かん(紅トロ・ホタテ・蟹・中トロ・ウニ・ネギトロ)を食べた。お酒はビールとワイン。お酒の量は対等ではなかったが、殆どの食べ物は順さんも同じように食べた。食欲は回復してきているようで、明日はジンギスカンを食べてもいいなぁと食後言っていた。