7月28日(木)             北京 新北緯飯店(Beijing Rainbow Hotel) 2140号室 泊

◇国祭バザール、新疆ウイグル自治区博物館



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8.ウルムチ観光

8.1 バザール 0910~0940
 博物館の時間をたっぷり欲しいので、とお願いして、先にバザールへ行くことになったのだが、まだ早すぎて開いている店はなく、準備中という状態だった。それでもそんな店の中に入って雰囲気を感じたが、お土産屋さんのようだった。ここは古い町を開発して統一した新しい建物に造りかえた新しい地区だそうだ。皆きれいだった。
 その回りもグルリと1周して戻った。まぁはっきり言って、中国の普通の人はあまり来ないだろうと思われるような場所だった。おそらくは物価もかなり高いようにもう。KFCがあったが、何か中国風にアレンジした辛そうな食べ物が7元と出ていた。そう簡単にスナックとして食べられるものではない。(写真は国際バザールからほど近い「二道橋」という古い繁華街の写真。こちらの方が活気があったので採用した。)

8.2 新疆ウイグル自治区博物館 0955~1150
 ここにはミイラなどがたくさんあるというので楽しみにしていたのだが、実はそのかなりの部分が日本に来ている。我々はそれを東京で見てきているので、ここで見るのは残り物、と言う感は否めない。それでも、「楼蘭の美女(楼蘭ビューティー)」はここにあるので、楽しみにしていた。
 ところが、博物館は今工事中ということで、非常に会場が小さく展示物も少ないのだ。それで日本で展覧会を開いているのか、と、ここに来て納得した。従って、見るべきものはあまりなかった。なのにたっぷり時間を作ってもらったものだから、またもやここで時間をもてあますことになってしまった。こんなことなら、もっとゆっくりホテルを出てバザールの開いている時間にバザールにも行けたのに・・・
 ここでの最後の方は、ここの人へ日本語の教授。日本語の解説書を買おうとしたら、若者が、日本語ではどういうのかと熱心に聞いてきたからだ。こちらも退屈していたので、いろいろと教えてあげた。ちょっとした国際交流。こんなことをしていると、中国の都会で起こっている反日運動など嘘みたいだ。

8.3 国内線で北京へ
   ウルムチ(1708)HU7416(2010)北京 35H・K (2-5-2)
 まあ、いろいろあったが、スルーガイドさんともここでお別れ。搭乗手続きをしてもらってから別れた。(写真はウルムチ空港出発ロビー。かなりの人が、「ハミ瓜」か「烏魯木斉パン」をもっていた。)
 後は北京で一晩休んでからいよいよ帰国となる。北京にはまた先日の人が迎えに来ていた。車に乗ってホテルへ向かうだけなのだが、その遠いこと。早く休みたいという願いは、なかなかかなえられなかった。約1時間後にやっとホテル着。寝るだけなのだから、もっと近くで良かったのに。日本でも空港近くのホテルをリクエストしたつもりだったのだけれども。明日の朝もその分だけ早く出発しなければならない。

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