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2001年1月3日(水) オアハカ

・・・暫定版で写真掲載の際に大きく変更される可能性があります

 【メキシコ事情を聞きながら今日も朝から飛行場へ】6時30分にホテルを出る。飛行機の時間は昨日よりは遅いが、今日も早めの出発なのは空港までの道のりがきついため。
 出発してから程なくして鉄道の線路をわたる。しかしながら鉄道会社(国鉄らしい)は1年半前につぶれて、メキシコに鉄道は現在はないとのこと。北のほうのチワワ鉄道というのは鉱山鉄道で、それを観光に利用しているのだそうだ。また、空港までの道々いろいろと話を聞いた。ソカロとは英語のスクエアの意味に似ている。プラザと呼ばれるところもあるが、それぞれの町にはかならずその中心には存在するという。更に、メキシコはバニラセッセンスの原産国であるとか、ドンフリオというテキーラの王様と言うものは500ミリリットル31Us$。オアハカではメスカルとよばれ、40度と少し高い。白色のはカクテル用で褐色のがストレート用であることとか、チアパス州のタパチュラは日本人移民がいた所で米も作っている。コーヒー栽培のための移民。メキシコで唯一日本語教育を行っている。日本語の表示や日本の名前の人に名残が残っている等々。
 8時20分に空港着。昨日同様に、直ぐに空港レストランで朝食。トースト、目玉焼き、インゲン豆のスープ、コーヒー・紅茶というこの日のメニューが順さんのお気に入り。

 【オアハカへ】9時50分に昨日乗ってきた飛行機がメリダより到着。やや待たされてから搭乗開始、10時5分に搭乗終了、10時16分に離陸。10時35分にトゥクストラ・グティエーレスに着陸。ここでは我々は降りない。掃除が行われ、クルーのチェンジを行う。新たな乗客は15人。少しすいた感じになって11時19分に離陸。11時35分には飲み物のサービス。ここではアルコールも無料だった。我々がチョイスした飲み物の写真を撮っていると、アテンダントが3人の写真をサービスで撮ってくれる。そうこうしているうちに11時55分にオアハカ空港に着陸。どうやらここがこの飛行機の最終目的地らしく、全員が降りたようだ。
 トイレなどをすませて、12時20分がバス出発。オアハカは盆地で、農業地帯。京都と姉妹都市だそうだ。陶器やチョコレートが有名。裂けるチーズもあるとのこと。
 最初に12時55分にレストランに入り、昼食。メインはモーレというくるみやアーモンドをペースト状にしてチョコレートをベースにして様々なスパイスを混ぜ合わせたソースで食べる肉。この肉はメキシコステーキという牛肉を叩いてひらべったくしたもの。他にはお定まりのスープ、パン、コーヒー・紅茶。

 【オアハカの大聖堂とお買い物】2時10分にそこから徒歩で、大聖堂へ行く。大聖堂の周りはすでに露店などで大賑わいだ。メキシコはおおむねそうだが、キリストよりもアスシオという女神が重宝されて祭られていることが多いそうだ。1700年代に建てられた。日本で殉教した26聖人の一人サンフェリーペの祭壇もあった。大聖堂を見学の後、3時30分まで、ソカロや市場を見学。チョコレート(熱いミルクを入れるとココア・ミルクになると言うもの)やチーズ(日本にあるシューストリングの様に裂けるチーズで紐状になったものをまりのようにまいてある)、テキーラの高級品種を購入した。

 【オアハカ地方博物館】ソカロから歩いてオアハカ地方博物館に行く。なんとその途中で、両替所に入った人と添乗員が迷子になる。救いようがない。30分くらい時間を無駄にした。それでも4時にオアハカ地方博物館に入る。大きな荷物は入り口預かりとなり、空港の身体チェックと同じゲートをくぐるが、皆チンコンなる。が、時間がないのでガイドが交渉してそのまま無事に通過。ここではモンテアルパン7号墓から出土した多数の装飾品、貝や、トルコ石、金などを使ったものを見る。発掘されたものなので仕方が無い部分もあるが、全体が暗い照明なので、見にくかった。
 5時25分に博物館(もともとそこは修道院だった所)の隣のサントドミンゴ教会を見学する。ここは黄金の漆喰や聖者の浮き彫り等で隙間無く飾られ見事。

 【メキシコ最後のホテルでの晩餐】そうしてようやく、5時50分にホテル到着。
 7時00分から夕食。グレープフルーツの前菜、3種の肉のスープ、白身魚のムニエル、フルーツ、コーヒー・紅茶。9時10分よりM女史と個人的宴会をして就寝。

 【ホテル】ヴィクトリア 208号室

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