西暦2001年1月21日(日)〜31日(水)  

記              録
21  疲れていたのかなあ、朝は普段通りに起きたのだけれど、すぐにまた寝てしまって、電話で起こされたのが10時過ぎ。結局それから本格始動と相成った。といっても、正月の旅行記のまとめにほとんどを費やした1日だった。

 ・・・とうとうの土日の大半は新しく組み立てたコンピュータとの格闘に追われることになってしまった。先週と同様に半分鉄や状態で朝を迎えた。結局デュアルリブートはあきらめて、win2K1本でいくことにした。DVDもドライバを選択したおかげで、少しぎくしゃくする部分も残るが、まぁまぁ見ることができる。ドライバの改良に期待しよう。
22  昨日雪が積もっていたので、2度ほど雪かきをした。そのせいで、腰が痛くて参った。子どもにはだらしないとバカにされたが、痛いものは痛い。帰ってからゆっくり風呂に入って休養。

 ・・・2月の9日に職場の研究発表があり、その前に学習発表会という実技教科の、まぁいっってみれば展覧会の中学校版みたいなものがあり、ここ半月はたぶん戦争状態だ。だからあまり自分の仕事中心に予定を入れておくわけにはいかない。そんなわけで、今日は月曜日だし、あまりとばすことなく仕事を終えた。
23  放課後教ものこり勉強と証する子どもたちと半分遊んでしまった。何れもが学童クラブに行っている子どもたちなのだが、行ってもつまらないからと言って残り勉強をしていく。おかげで仕事は進まないが、出来るときには付き合ってもいいかと思わせる子どもたちだ。

 ・・・2月には3連休がある。しかしながら、順さんに言わせれば私の優柔不断が今日までその日程を送らせたのだそうだ。そういうわけで彼女の強硬手段とあいなって、旅行会社へ帰りによる。なんやかんやで1時間を使ったが、結果的には往復のキップも宿も取れた。
24  午後から休暇をとって則と一緒に映画を見に行った。「ダンサー・イン・ザ・ダーク」問い映画。真面目に一生懸命に生きている女が、男の策略にかかって死刑になるというストーリーだ。涙が枯れるといううたい文句のように隣の席の女の子は泣き通しだったが、私は男の理不尽さ、裁判のいい加減さに腹を立てて、涙どころではなかった。まあ、彼女が命をかけて救いたかった子どもは救われたようで、それが唯一最後にホッとさせる部分ではあるが、彼女の一生としてはあまりにも可哀想だ。一生懸命な生き方も報われなくては、結局は要領のいい生き方を容認するようなものだ。

 ・・・ここのところコンピュータの調整で、深夜まで起きている。先週の金曜だったか土曜だったか、「ラブレター」という映画をテレビで見た。中国からの不法入国者を扱ったものだが、中井貴一の好演が光っっていた。これは日本の現代の恥部をえぐった作品。「ダンサー・イン・ザ・ダーク」もかつての米国の恥部をえぐった作品。チェコ移民の、おそらくは子どもに米国でなければ出来ないだろう手術を、悲劇を通じてもなお受けさせせしめる強い母の物語。それにしても、きれい事ではスマナイと知りつついうのだけれども、お金がないと言うことは悲しいことだ。悲しいこと。
25  もう木曜日が過ぎた。今週はあと1日でお終いとはなんて進むのが速いのだろう。こんなことをしているとすぐに卒業式だなあ。その日までもう2ヶ月を切っている。

 ・・・すでに昨晩のことになるが、訃報をいただいた。彼女と初めてあったのは私の養護学校勤務時代。彼女はチューブでの栄養補給を行っていた。小学1年生だった。今中学3年生で、後少しで卒業だった。まぁ教師でもないので、もちろん母親なども存じ上げてはいるが、駆けつける間柄ではない。ご冥福をお祈りするばかりだ。しかしそれに影響されてか昨晩、養護学校へ再び勤務する夢を見た。私のこの職業におけるターニングポイントであったことは確かなように思う。

 ところで今日は順さんには悪いことをしてしまった。約束の時間に仕事が忙しくて着けなかったからだ。順さんの電話に入れたのだけれども、私の声が小さすぎて不明瞭だったので、迷惑をかけた。やはり今週来週にかけては忙しくなるという予想はあたっただけに、来週も要注意だ。
26  アッという間の1週間も無事すぎて、2連休。嬉しい。そう思ってインターネットをやるが、どうも調子がよくない。時々とぎれる。検索もうまくいかない。

 ・・・昨年の12月の14日に書いたが、我が家はADSL期待値ではあるが1.6Mという、計算上はフレッツ(I家庭用のISDNの常時接続サービス)の実に25倍という速さの回線を使っている。実はこれまでにも数度あったが、この回線よく死ぬ。復旧も比較的速やかに行われるが、正直まだこなれているというにはほど遠い。しかし常時接続でプロバイダの料金もコミで(2月からは)5800円になる。電話が不通になることはないのだから、近い将来はもう少し安定するだろうと期待している。
27  また雪かきだ。これで3週連続での週末雪となる。しかも今回は半端な量ではなく、3回もやる。夜になってようやく雨にかわったので、少しホッとしたが、雪を溶かすほどのことはなく、明日また雪かきだ。10cm位は積もったろうか。

 ・・・順さんが寝ていた午後2時にも雪掻きをしたので、則の場合は都合4回。雪国の人には笑われるだろうが、本当に疲れる。それにしても商店街が雪掻きをしていないのは?だ。不況なこともあって、地域振興などというけれど、我が家の前の方がよっぽど雪掻きされている実体を見ると、商店街その構成者そのものが老人化しているせいなのだろうか。
28  今日もはよから雪かきだ。だんだん要領も良くなって、二人三脚、なかなかのものだ。それにしても、雪かきをしているのはどういう訳か高齢者が多い。息子や娘がいても孫がいても、スコップを持って外に出ているのは年寄り達だ。不思議な光景だ。

 その雪の残る中、DVDデッキを買ってきた。週末はDVDにはまっている。これまではパソコンで見ていたが、とうとう専用のデッキを買ってしまった。ただいまはまだソフトが少ないので惜しい。これからが楽しみだ。

 ・・・体のあちこちが痛い。雪かきと雪上歩行のためだ。私は映画などほとんど見ない。したがってビデオとDVDがどう違って、なぜDVDに走っているのか?今ひとつピンとこない部分もある。まぁこの土日はおかしな生活を送った。新しいパソコンの使い勝手は今ひとつ。
29  今日も雪かきから1日が始まる。と言っても職場の雪かき。大変は大変だけど、横を通り過ぎる子どもたちが、元気に挨拶をしていってくれるのでやりがいはある。6年生はさすがに「大変ですねえ」とか声をかけるけど、我がクラスの子どもたちは私の姿を見つけて嬉しそうに笑って通り過ぎていく。それもまた良し。

 ・・・今日は忙しい一日だった。まぁ今週から来週に欠けては仕方がない。疲れたので(そうでなくてもだけれども)食事は外食。その後は自宅で頼まれ仕事。認識したのは、新しいパソコンもそう早くはないこと。順さんが比較的元気なのが何より。
30  暖かい1日だった。午後出張なのは良かったが、力仕事なので暑い中汗をかいた。今週は地区の書き初め展があるので、その準備や後始末のために午後出かけることが多い。明日は文集の方の最終回だ。とにかくこれで終わる。

 ・・・7時過ぎまで仕事をして帰った。予定が立たずに連絡が遅れたから順さんは少々腹を立てていた。当たり前だ。しかしこう予想が当たるのも困る。明日は何か特別なことがなければよいが。 
31  夕方から文集完成祝い、というか、自分たちでの打ち上げ会をやった。女3人なのでまともな食事会となった。その後、則を呼びだして則の食事を買って帰る。眠い。

 ・・・今日は朝出勤直後に出張。そのあともけっこう業者が修理にきたり、職員会議があったり、そのあとにまた研究大会のセッティングに一部つきあったりで、遅くなった。順さんが飲み会が終わって電話をかけてきたのは帰宅直後。今週はこの調子で終わるのだろう、たぶん。ともかくも、1月は終わった。