7月31日(金) 白血球数2700。やっと3分粥。点滴から完全解放。


 今朝の目覚めはあまりよくない。昨日は点滴もとれてすっきりの筈なのにどうしたことか。そう、生理が始まるときのようなお腹の調子なのだ。まさかもう無いだろうとは思うが時期的には予定の日を少し過ぎている。

 いや、少し熱が出たせいかもしれない。夕べは37度を超えることはなかったのだが、今朝は見事に越えてしまっていることが原因なのかもしれない。仕方なくまた座薬のお世話になる。

 8時過ぎにA医師が来て診察。白血球は2700まで上がったそうだ。が、まだ3000に達しないのだなあ。「どうして体温が下がらないのだろう。下がれば抗生剤も止められるのに。」と言う医師のつぶやきにもこのどうしようもない身体にとまどっている様子が伺いしれる。が、次からは3分粥にしましょうと言うことで、こちらは少しレベルアップ。

 さてその3分粥、少し固形物が入っている程度で、決しておいしいとはいえないが、流動食に比べれば数段良い。この調子でどんどん回復してくれればいいのだが、相変わらず熱が下がらない。昼に座薬を入れたのにあまり効果がない。5時にはまた37度を超えてしまう。医師ではないけれど、何故?という感じ。一体私の身体のどこが悪いのだろう。それでも、もう点滴はやらなくて済むようになった。抗生剤が錠剤に変わったからだ。毎食後に1錠ずつ飲む。治療の方は目に見えて変わってきてるので快方に向かってきているのだろうとは思う。が、気分はさえない。

 ところが夕方A医師が来て、そろそろ退院しようと言う話になった。週末にとは言うが、明日と明後日としかないではないか。まだ3分粥なのにいいの?体温だって完全に下がったわけではないのにいいの?


則裕の記録

 今日はこの3日間出張していたので、様々な仕事をやった。もっとも、自分自身の固有の仕事ではなく、みな他人の仕事の手伝いばかりだ。いったいヒラの私が何故かくもの役割を負わされているのだろうか。教頭など、休暇返上で云々と言うが、仕事をしたいから教頭になったのではないかと、思わず言いそうになる。(実際言ったこともかつてある。)

 さて、昼前後にショッキングな連絡が妹からはいる。姉が死んだ。しかもこの24日に。速達が届いたのを、妹が連絡してきたのだ。事情があって最近疎遠だったのだが、ショックであることに変わりがあるわけではない。兄貴に連絡をした。

 さて、それはともかく今は順さんである。気を奮い立たせて職場から病院へ向かう。三分粥と言うことだから、卵豆腐は食べられるだろうと、それと果物を買ってから病院へ。

 病院の順さんは、全体的なデータの回復基調に反して、気分的にややアンダーだった。9時前に病院を辞す。