7月28日(火) 白血球数900。絶食。


(順さんの記録は8月1日に記載したものです。)

 朝、消化器内科の先生が出ていった後ホッとしておならをしたら直ぐにA医師の足音が聞こえたので布団をバタバタと忙しかった。そこで今日もう1度レントゲンを撮ると言われた。思うように白血球が上がらないようだ。その原因を探る為なのだろう。

 昼近く婦長が来て点滴の方の腕が腫れてきているということで一時的に外してくれた。これは先に逆流した影響もあってか、管の中に浮遊物が浮いていて看護婦に言っても「そうですねえ、変えた方がいいですね。」というだけで何ら処置をしてくれなかったのだが、皮下注射に来た婦長が腕を見て直ぐにその場で外してくれたのだ。やはり決断というのは、責任のある立場の人しかできないのだろうか。

 その間にレントゲンをしてもらったのでとても楽だっだ。その後身体も拭いてもらった。気持ちよかった。天国気分のひとときであった。

 ただしその後が大変だった。元々血管が細くて針を刺すのに大変なのに、腕が腫れ上がってむくんでいるのだから、何度やっても針が入らない。その間に私の方に異変が起きてきた。例の身体の震えが来たのだ。抗生剤止めちゃってるからねえ、といいながら必死に針を刺そうとしてくれるのだがなかなかうまくいかない。先に解熱剤の座薬を入れましょうということで一時中断。今度は人が変わって再挑戦。始めてから約1時間半ほどして無事に収まった。が、この時体温は既に39度を超えていた。

 これから後、8時間毎の座薬投入が機械的に守られることになる。


則裕の記録

 7時30分血圧150−92。その後消化器内科の医師が来る。回復に向かっているとのこと。その後8時にA医師が来る。白血球数は900。点滴の昨日逆流したのが災いして、血の塊が出来てしまい、腕が腫れてしまい、点滴を一時的に外す。順さんとしては、一時の自由を味わう。この自由時間を利用して、レントゲンを撮る。6枚。レントゲンの黒い板を直接背中に直接当てて撮った。

 13時過ぎ、その前に体を拭いてもらったせいもあるかもしれないが、そして抗生剤を入れるのが遅れたせいもあるのだろうけれども、身体に震えが来た。だがうまく点滴が刺さらない。看護婦さんも焦っているせいか。とりあえず、座薬を先に入れる。体が熱くなってきたのと同時に震えが止まる。その後やっと点滴を再開する。

 今日は軟便が3回出たようだ。お腹が少しすっきりした模様。(以上順さんからの聞き書き。)

 8時少し前にA医師来る。白血球数を別の説明をしてくれたのだろうが、1mlで50が必要だが、24くらいしかない・・・ちょとよく分からなかったが、まぁまだまだなのだろうと思った。