7月8日(水) 半日図書館暮らし。イライラ・・・ 


 朝でかけて、時間になってから図書館に行って、ずーっと図書館にいた。途中ちょっと昼食にでただけで、ずーっと図書館にいた。結構疲れた。

 どうしてこういう具合になったかというと、姪が昨日から具合が悪いといっていたので、早く帰ってくると思ったからだ。五分以上の確率で帰ってくると踏んだのに間違いはなかった。その件で、則は私に電話をかけまくったようだが、あいにくと図書館の中まで電波は届かない。私を迎えに行かそうと思ったらしいが、それでは何のために私が用もないのに外出しているか分からなくなってしまうではないか。

 彼女は親にかまって欲しくなくて家を出て我が家に来ているのだから、我が家でかまう必要はないのだ。かまって欲しければ家に戻ればいい。自分のことを心配したりかまってくれるのは両親しかいないのだということをわからせる必要があるのだから、則がそんなに必死に彼女にかまう必要はないのだ。しかも私まで巻き込んで。

こっちだって、家に帰りたいのに帰れない状態で、結構いらついているのだから。

則裕の記録

 正直なところ、今日もいろいろあって忙しかったせいで、仕事は8時近くまで続いた。その様な状態で、忙しかったせいで、ちょっといささか妹の子どもの件では困ったのだ。昨日もそうだったが、順さんの怒りはもっともとしかいいようがない。しかしながら、制止したのだけれでも、下手をすれば妹が上京しかねない状態だったので、こちらとしても焦ったわけ。

 帰り際に教頭と少しやり合った。最初はえらそうな言い方をするくせに、少しきつい追求をすると、私にはそうしか言えないだとか、校長が決めていることだからとか言って逃げる。前任校では、そんなことがあって、教頭にはあんたは当事者能力がないから話は直接校長とやるといったら、それで引っ込んでしまった教頭の経験があるが、たぶん今度もそうした輩だろうか?

 さて帰ってきて驚いたのは、妹の子どもだ。試験勉強をしていると言うが、栄養士になろうという人間が、単糖類二糖類多糖類の区別も付かないと言うか、その言葉さえ知っているかどうかあやしい状態なのだ。ハッキリ言って、何も勉強していないに等しい。あきれてしまった。少ない稼ぎの中から、親は必死になって学校へ行かせているのに、ため息がでてしまう。

 何れにせよ、順さんには申し訳ない限りの話が重なってしまい、言葉もない。しかしまた同時に、姪が私を頼っていると言うよりも、彼女の親つまり妹が私を頼っているに過ぎないことも理解して欲しい。それにしても順さんの慧眼には恐れ入る。彼女が具合が悪いというのを、帰ってくると踏んでいるあたりはさすがとしか言いようがない。