5月29日(金) 今日は日記休刊日 


則裕の記録

 今日は、職場は午前中で終えて、日本教育工学振興会の9年度の事業発表会に、実践事例アイディア集第6集の報告をするために行く。10分だったが、原稿は7分分だったのに、予鈴はおろか本鈴まで鳴らされてしまって、完全に時間オーバー。反省。発表後、4時過ぎに会場のフロラシオン青山(東京青山会館・・・東京の教員の宿泊施設で表参道にある)をあとにしてすぐに帰宅。だから今日は早めに帰れた。

 帰っても、順さんは床の中から出てこない。今日順さんは、K病院3日目の放射線治療を受けた。何か悩みがあるのだろうか?今ひとつ元気がない。日記もお休みだそうだ。病院へいった以外は寝ていたと書けと言う。まぁ、これまでがあまりにも順調だったので、こちらも少し気がゆるんでいるところがあるかも知れない。

 もっとも、けっこう食べているので、そう心配は今のところ無いと思う。夕食後頭が痛いと言っていたが、結局風呂にも入ったし。

 さて、久しぶりに妹からの電話。実は妹はよく分からない病気にかかっていて、歩行が困難になるほどの足の激痛を時々起こす。今度も週はじめからそうなって、その治療の過程で、今度はだんなさんが血便に今朝なって、こちらは緊急入院。肛門から15pくらい入ったところの腸に4つポリープがあって、それを切開したらしい。更に肛門付近に腫瘍があってそれは来週手術という話。結局元気なのは私だけなのだが、気のせいか盲腸付近が痛い。

 妹には女の子どもが一人いて短大生。こいつがちょっとやっかいな子で、どうにもなるものではないと思いつつも、電話で事の重大さを考えるように一応小言らしきことを言う(事情があって彼女は私の言うことを全くむげにすることは出来ない)。それにしても、妹夫婦には順さんの乳癌はないしょにしているので、こちらもはがゆい。向こうはこちらの状態は分からないから、助けを求めてくる。

 お互い様なので、明日は学校のある土曜日だから順さんは学校だと言えばいいのだから、双方の見舞いに行くことにする。それにしても、我が家に手持ちのお金が無くて、また順さんに相談。だいたい手術や病院通いで、いかにお金がかかるか分かっているので、出来るだけの事はしなければならないだろうと言う判断。これもまた、順さんの気分を悪くする原因にならなければよいが。

 ともかく、明日はゆっくり順さんと過ごそうと思ったが、出来ないこととなったわけ。郵便局のCDが動いたら、すぐにおろして、妹を自宅に見舞ってから(おそらく彼女をつれて)だんなさんの病院へ行くことになるのだろう。

 しかし何故、急に、私の身の回りは病人だらけになったのか不可思議。次は自分の番かと、不安感が募る。